
「法華経って難しい」と言われています。お釈迦さまが説かれた様々な教えを総括・統合する経典とも言われます。
そんな法華経を、学術的にではなく、いかに現代の私たちの人生に役立てるか、ということに重点を置いた解説書です。
インドに伝わる法華経経典を学び、その中身を表層的でなく中国語に訳し、後世、多くの人がその教えに触れるための大切な役割を果たしたのは、鳩摩羅什という中国の学者です。現在、日本に伝わる漢語の法華経経典はこの鳩摩羅什によるものです。
法華経を信奉する石原慎太郎さんは、この本の著者である庭野日敬先生を、法華経の精神を現代の人々にわかるように翻訳したという意味で、「現代の鳩摩羅什である」と讃えられました。
法華経の新しい解釈文庫版もあります。電車の中で読むならこっちかな。そうでないならハードカバーがお勧めです。
「法華経の新しい解釈」文庫版第1巻
posted by Kojima at 14:06|
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和書-人生を深める
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